当事務所は、福岡県行政書士会の丁種会員として、出張封印・封印取付け業務の取扱いを開始しました。
車庫証明や自動車の名義変更・住所変更から、新しいナンバープレートの受領、現地での取付け・封印まで、必要な手続をまとめてご相談いただけます。
「ナンバーを変えるためだけに、車を運輸支局まで運ぶのは大変」「平日に何度も窓口へ行く時間がない」。出張封印は、こうした負担を減らすための制度です。対象となる車両・手続であれば、ご自宅や会社の駐車場などでナンバーの交換と封印を行えます。
自動車の「封印」とは?
普通自動車などの登録自動車では、後ろのナンバープレートの左上に、小さな金属製の封印が付いています。封印には、登録された自動車とナンバープレートとの対応を確かにし、ナンバープレートがむやみに取り外されることを防ぐ役割があります。
ナンバープレートを交換する際は、単にプレートをねじで留めるだけでなく、必要な確認を行ったうえで封印を取り付けます。封印を取り付ける業務は、制度上認められた者だけが行えます。

出典:国土交通省・関東運輸局「自動車関係の質問・回答一覧」Q7
※軽自動車や二輪車には封印はありません。
出張封印なら、車の保管場所でナンバー交換ができます
通常、封印の取付けは車を運輸支局等へ持ち込んで行います。出張封印を利用できる場合には、担当する行政書士が車の保管場所等へ伺い、ナンバープレートの交換と封印を行います。
例えば、引っ越しによって管轄が変わりナンバープレートの変更が必要になった場合や、県外ナンバーの中古車を譲り受けた場合、希望ナンバーへの変更、図柄入りナンバープレートへの交換などの場合、手続内容に応じて出張封印を検討できます。
ただし、名義変更や住所変更をすると、必ずナンバー交換・封印が必要になるわけではありません。管轄や変更内容を確認し、必要な手続をご案内します。
封印が破損した場合や、修理・整備のために取り外した場合の「再封印」もご相談いただけます。車両の状態と必要な手続を確認して対応をご案内します。

封印の甲種・乙種・丙種・丁種は、何が違うの?
封印取付けの委託には、受託者の立場などに応じた区分があります。甲・乙・丙・丁は、資格の上下やサービスの優劣を表すものではありません。お客様に関係する点を、次の表にまとめました。
| 区分 | 委託を受ける者のイメージ | 主な役割 |
|---|---|---|
| 甲種(こうしゅ) | ナンバープレートの交付代行者など | 運輸支局等での封印取付けを担う、一般的な窓口の仕組みです。定義上は、乙種・丙種・丁種以外の受託者です。 |
| 乙種(おつしゅ) | 完成検査終了証のある自動車を販売する事業者 | 新車販売店(ディーラー)などが、自ら販売する車の新規登録等に伴う封印取付けを担います。 |
| 丙種(へいしゅ) | 日本中古自動車販売協会連合会の会員で、中古車販売業者を構成員とする団体 | 団体の構成員が販売する車の新規登録等に伴う封印取付けを担います。 |
| 丁種(ていしゅ) | 都道府県の行政書士会 | 所属する行政書士が、お客様や販売店等から登録手続・施封の依頼を受けた車について、県行政書士会の名において封印取付けを行う仕組みです。 |
表は制度の概要です。実際の取扱いは委託された業務の範囲などによって決まります。行政書士なら誰でも丁種封印を行えるわけではなく、当事務所は福岡県行政書士会の丁種会員として対応します。
国から行政書士へ、どのように委託されているの?
丁種封印では、国から行政書士個人へ直接委託されるのではなく、まず行政書士会が委託を受けます。福岡県では、その会の名において丁種会員が封印取付けを行う、という関係になります。

丁種封印の委託関係の概略。実際の委託は運輸支局長等が行います。矢印は委託関係を示し、封印の物理的な配送経路を示すものではありません。
この仕組みにより、行政書士が登録手続と現地での封印取付けをつなぎ、お客様の移動や手続の負担を減らします。
車庫証明からナンバー取付け・封印までの流れ
ここでは、車庫証明の取得とナンバー変更が必要な登録自動車を例に、一般的な流れをご紹介します。車庫証明が省略できる場合や、ナンバーが変わらない場合は、手順も異なります。

車検証の内容、変更する名義や住所、車の保管場所、現在と変更後のナンバー、希望する日程などを確認します。出張封印の可否と必要書類を確認し、業務の範囲・費用をお見積りします。
必要な場合は、保管場所を確保していることを示す書類や所在図・配置図等を整え、保管場所を管轄する警察署へ申請します。車庫証明は申請当日に交付されるとは限らないため、登録や取付けの希望日から逆算して準備します。
詳しくは、福岡・糸島の車庫証明|必要書類・申請先・流れをご覧ください。

委任状、譲渡証明書、印鑑証明書、住所のつながりを確認する書類など、案件に必要な書類をそろえ、管轄の運輸支局等で登録手続を行います。希望ナンバーを利用する場合は、予約や交付可能日の確認も事前に行います。
名義変更の必要書類等は、福岡・糸島の自動車名義変更|必要書類・費用・手続で解説しています。

登録内容に応じて新しいナンバープレートを受領し、所定の手続により封印を受領します。旧ナンバープレートの返納方法なども確認し、現地での取付け日程を調整します。
ご自宅や会社の駐車場等へ伺い、現車の車台番号と登録内容等を照合します。必要な確認を行ったうえで、新しいナンバープレートを取り付け、後面の所定の位置に封印を取り付けます。車の鍵や確認箇所へのアクセスなど、当日の準備は事前にご案内します。
取付け完了を確認し、丁種会員としての記録・報告を行います。後日返納する取扱いの旧ナンバープレートは、所定の手続に従って返納します。
「書類の作成」で終わらず、必要な場合は「車のナンバー変更や、封印の取付け」まで相談できるのが、行政書士にまとめて依頼する利点です。
参考:福岡県行政書士会「自動車登録」/福岡県警察「自動車保管場所(車庫)証明の申請手続」
丁種封印を利用するメリット
車を運輸支局へ運ぶ負担を減らせます
出張封印の対象であれば、封印のために車を運輸支局へ持ち込む必要がありません。ご自身で運転して往復する時間や、車両の運搬を手配する負担を減らせます。車を移動させたくないお客様にも便利な選択肢です。
車庫証明・登録・ナンバー取付けを一つの窓口で相談できます
警察署への車庫証明申請と、運輸支局等での登録、現地での取付けには、それぞれ準備が必要です。一連の手続をまとめてご相談いただくことで、「何を、いつまでに用意すればよいか」が分かりやすくなります。
お車を使う予定に合わせて、取付け日程を調整できます
登録手続を進める日と、現地でナンバーを取り付ける日を調整できます。仕事や納車など、お車を使うご予定もお知らせください。登録窓口の開庁日、ナンバーの交付日、訪問可能な日程を踏まえてご案内します。
離れた地域の登録と取付けをつなげられます
丁種会員の行政書士同士が連携する「再々委託」により、登録を行う地域と車の所在する地域が離れている案件にも対応できます。遠隔地の案件でも、車両の移動を減らせる可能性があります。
制度の参考:日本行政書士会連合会「封印制度(丁種封印)について」
ご依頼前に確認しておきたいこと
出張封印は、すべての車両・手続で利用できるわけではありません。現車の車台番号を確認できること、ナンバープレートの取外し・取付けが可能であること、安全に作業できる場所があることなどを、事前に確認します。
※ナンバーの取り外し・取付自体は、お客様ご自身で対応いただく場合がございます。
ナンバープレートを外した状態や、必要な封印を欠いた状態では、原則として公道を走行できません。取外し・交換は、ご自身の判断で先に行わず、作業日程と手順をご相談ください。
他県の行政書士の皆様・他県ナンバーの自動車をおもちの皆様へ|丁種封印の再々委託にも対応します
当事務所では、他県の丁種会員行政書士の皆様からの再々委託にも対応します。車両の所在場所、登録先、ナンバーの管轄、依頼する業務の範囲をご連絡ください。
例えば、他県で登録・封印受領を行った車両が福岡県内にある場合には、当事務所が封印等を受領して現地で取り付ける方法を検討できます。反対に、福岡で登録する車両が他県にある場合には、当事務所での登録・封印等の受領と、車両所在地の丁種会員による取付けを組み合わせる方法を検討できます。
福岡・糸島の自動車手続は、都留行政書士事務所へ
車庫証明、名義変更・住所変更、ナンバープレートの交換、出張封印まで。都留行政書士事務所では、お客様の状況に応じて必要な手続を整理し、完了までサポートします。
個人のお客様、自動車販売店の皆様、他県の丁種会員行政書士の皆様からのご相談を承ります。まずは、ご希望の手続きの概要についてお知らせください。
手続内容等を確認のうえ、対応の可否、必要書類、日程、費用をご案内します。

制度・資料確認日:2026年10月7日。掲載写真のうち、訪問・相談のイメージ写真はAI生成画像です。ナンバープレートの写真は当事務所代表の実車写真です。個別案件の可否は、関係法令・委託範囲・行政書士会の運用に基づいて確認します。

