補助金:デジタル化・AI導入補助金③

補助金・給付金

デジタル化・AI導入補助金2026②の続きになります。
・制度の概要・通常枠の概要につきましては 補助金:デジタル化・AI導入補助金①をご参照ください。
・インボイス枠につきましては 補助金:デジタル化・AI導入補助金②をご参照ください。

(1).補助の目的

中小企業・小規模事業者等のサイバーセキュリティ対策を強化するためのITツールを導入するための経費の一部を補助することで、サイバーインシデントを原因として事業継続が困難となる等の生産性向上を阻害するリスクを低減するとともに、供給制約やそれに起因する価格高騰といった潜在的リスクを低減することを目的としています。具体的には、「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているサービスのうち、IT導入支援事業者が提供し、かつ事務局に登録されたサービスを導入する際、サービス利用料(最大2年分)を補助します。

(2).補助率・補助額 
補助率補助額
小規模事業者:2/3以内 中小企業:1/2以内5万円~150万円

(3).補助対象

ITツールの導入費用およびサービス(最大2年分)

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されており、かつIT導入支援事業者によりITツール登録されたサービスについて、交付申請(「サイバーセキュリティお助け隊サービス」単品での申請)を行うことができます。

IPA サイバーセキュリティお助け隊サービス

(4).採択率

2025年 IT補助金採択率(セキュリティ対策推進枠)

締切申請数交付決定数採択率
1次締切分77100%
2次締切分1648954.3%
3次締切分753141.3%
4次締切分1145043.9%
5次締切分1004848%
6次締切分1064744.3%
7次締切分774254.5%
8次締切分874652.9%

通常枠・インボイス枠と比較すると採択率は多少高めですが、申請数がとても少ないことが特徴かと思います。セキュリティ対策については昨今より一層の必要性が高まっている状況かと思います。悪意ある外部攻撃から狙われるのは大手企業様ばかりではなく、その脅威・リスクは中小企業様の同様です。セキュリティ対策に不安がある企業様はぜひこの補助金の活用を検討頂きたいと思います。

以下ご参考までにですが、実は私もシステムエンジニア時代に担当のお客様がランサムウェアの被害にあい、プロジェクトマネージャーとしてその復旧作業の対応を行った経験がございます。お客様のサーバ上の資産がすべて暗号化され身代金が要求されるというものです。取引先からの受注や納品が全くできない状況となってしまい、お客様から大至急での復旧をご依頼いただきましたが、私どもの昼夜を問わない復旧作業をもってしても業務再開まで1週間、完全復旧までは1月を要しました。この期間、お客様はすべての業務を手作業で行われていましたので、対応のための人件費あるいは機会損失は計り知れないものであったかと思います。何より取引先への信頼関係などにも影響を及ぼす可能性があるインシデントになり得ます。

(1).補助の目的

サプライチェーンや商業集積地の複数の中小企業・小規模事業者等が連携してITツールを導入することにより、面的なデジタル化、DX の実現や、生産性の向上を図る取り組みに対し、「通常枠」よりも補助率を引き上げた 「複数者連携デジタル化・AI導入枠」を設け、複数社へのITツールの導入を支援するとともに、効果的に連携するためのコ ーディネート費や取り組みへの助言を行う外部専門家に係る謝金等を含めて支援することを目的としています。

(2).補助率・補助額 
補助対象経費補助率補助上限額
基盤導入経費ソフトウェア3/4以内、4/5以内※150万円(1構成員当たり)3000万円※2
2/3以内※150万円超〜350万円(1構成員当たり)
ハードウェアPC・タブレット等1/2以内10万円(1構成員当たり)
レジ・券売機等20万円(1構成員当たり)
消費動向等分析経費※42/3以内50万円(1構成員当たり)
その他経費※42/3以内200万円※3

※1 補助額のうち50万円以下については補助率は3/4以内(ただし、小規模事業者は4/5以内)、50万円超については補助率は2/3以内
※2基盤導入経費と消費動向分析経費の合計額は3000万円が上限
※3補助額上限は【基盤導入経費と消費動向等分析費の合計額】×10%×2/3(補助率)もしくは200万円のいずれか小さい額
※4補助事業グルーブ全体の補助上限額

(3).補助対象


基盤導入経費
ITツール:「会計・受発注・決済」の機能を保有するソフトウェアとそのオプション、役務およびそれらの使用に資するハードウェア

消費動向等分析経費
異業種間の連携や地域における人流分析・商取引等の面的なデジタル化に資するソフトウェアとそのオプション、役務、ハードウェア

その他経費
参画事業者のとりまとめに係る事務費、専門家費

なかなかイメージがわきにくいカテゴリーかと思います。本格的にAIの出番(AI活用)である補助金のようです。例えばサプライチェーンや複数企業(店舗)横断でのAi活用によるビッグデータ分析、地域の人流・交通情報分析をAIで行いMD(マーチャンダイジング)に繋げるなど…ハードルが高いですね。


詳しくは 複数者連携デジタル化・AI導入枠 /「複数者連携デジタル化・AI導入枠」の具体的な取り組みイメージ」をご確認ください。

(4).採択率

2025年 IT補助金採択率(セキュリティ対策推進枠)

締切申請数交付決定数採択率
1次締切分33100%
2次締切分2150%
3次締切分11100%
4次締切分2150%

やはりチャレンジされる企業様も少ないようです。ですが、この領域へのチャレンジはとても創造的な取り組みですので、やりがいがありおもしろいチャレンジになるかと思います。



詳しくは デジタル化・AI導入補助金2026 をご確認ください。